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はるかの部屋


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詩人:はるか [投票][得票][編集]



痛みを痛みで
捻りつぶして

そうして苦しみを
慣らしていく

あなたの心はあなたしか分からないけど

せめてその手を
両手で包みこんで

息を吹き掛けてあげたいと思う

両手で挟まれた頬っぺたは 決して

冷たくなんかないんだよ

2006/10/14 (Sat)

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