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はるかの部屋


[90] 午前0時
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電波にきらわれた
午前0時

どしゃ降りBGMが
気に入らなくて

煙草のけむり
大きなため息で
宙にまきちらした



物書きならこんな時
雨音リズムで
韻ふみしながら

自然の神秘を
詩うのだろうか


夢追いならこんな時
君への距離を
ひと跨ぎして

銀河の海に
身を投げ出すのだろうか


君眠る街の
午前0時
大きく息つぎひとつ

必要としてるのは
君よりも
もっと ずっと
僕の方だったんだね

2007/09/08 (Sat)

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