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咲耶の部屋


[12] 『後悔を、後悔する』
詩人:咲耶 [投票][編集]



喩えば一つの選択が、
自分の理に適わなかったとしても。






後悔の二文字を背負う位なら、先に進めば良い。



とは言え。
其れはあくまで理想論であり、実際には後ろ向きになる事が
殆どだ。



津波の様に押し寄せる後悔は、其れ相応の結果を俺に齎した。



胸の内で繰り返す、
『御免』の一言。



もっと自分を大事にしてくれ。
頼むよ。



どんなに苦しかろうが、切なかろうが。
其の時々は痛くとも、要らねえモンなんざ一つだって無え。



だって、俺は生きてる。



総ての想いを噛み締めてこそ、自分が此処に在ると知る。


2006/10/20 (Fri)

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