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咲耶の部屋


[13] 『暁』
詩人:咲耶 [投票][編集]



唯一つ、
後悔をするならば。


俺が居る事。


静かな水面に落とされた俺の存在は。
激しく波立ち、
大きな波紋を広げた。
良い事もあった。
厭な事も数え切れねえ。

でも其れは。
総てが生きた証。
俺の、居場所の確立。


だから。
少しでも滲む悔恨は、
今此処に、埋めて行く。




なあ、お前は。
こんな俺と、
生きてくれるか?


2006/12/28 (Thu)

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