詩人:カィ | [投票][編集] |
お願いだから
お願いだから
側にいて。
狂ってしまいそうなの
今独りでいたら
狂ってしまうの
あなたから、Mailも着信もない携帯の電源を切ってしまいたい衝動に駆られるの
いつもにこにこ笑ってる
あたしの裏側をあなたは知らない
ホントは、会いたい
今すぐ、会いたい
無理でも、会いたい
電話を切った後
あたしの涙をあなたは知らない
お願い
お願いだから…
あたしの側にいて下さい。
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頑張っての言葉が今は1番辛い
これ以上何を頑張ればいいの?
この先の道にあなたはいないのに
これ以上なにを頑張れるというの?
あと少しだから
あなたを忘れるまで
あと少しだから
あなたが思い出になるまで
そこに答えがなくても、あたしはまた、『頑張る』から…
あなたが思い出になったら
ちゃんと前見て歩き出すから、
それまで、
あと少しだけ、
側にいて。
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右手花を
左手に自由を
君はそう叫んだ
右手にプレゼントを
左手に愛を
あなたは与えてくれた
そう信じた
確かにあったから
いつしか
右手の花は枯れ
自由は奪われた
気がつけば
右手には空き箱を
愛は偽物に
『変わらないものなどないんだ…
ため息のような叫びが
いったい誰に届く?
右手に君の左手
今は、それだけでいぃ
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今日は満月みたい
なんか、すごく綺麗なオレンジ色
少し雲がかかっていて、そこがまた幻想的
願い事するなら今
これを逃したら
たぶん永遠に届かない
スキだょ
どうかこの気持ちを…
雲が隠してしまわぬように
月がやさしく照らしますように
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きつく結んだ靴ひも
もう一度、結び直した
開くゲート
深呼吸の合図
少し、しびれる足
でも、大丈夫
ピンっと張りつめた空気
こっちにまで伝わる
ピンっとした背中
少し震えてた
ぎゅっと握った拳
ぱっとひらいて
かさなる手と手
伝わるヌクもり
君の笑顔
今日も勝てる
根拠のない確信
『絶対大丈夫』
祈りにも似た呪文
唱えて
ホントに祈ってる
今日も勝ちますょうにと…
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君が珈琲飲めないの僕は知ってるから
お店に入って
『コーヒー2つ!!』
って言わなくていぃょ。
君はひとくちだけ飲んで、《苦いっ》って顔するんだから
砂糖は3杯
ミルクとコーヒーは1:1それが、君の口癖
♪ ♪ ♪ ♪
今は違う
偶然入った喫茶店で
背中あわせに座る
『紅茶を2つ…』
懐かしい君の声。
そう
飲めない珈琲なんか
頼む必要なぃ
成長したね。
僕は相変わらず
珈琲だょ。
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痛みとか 悲しみとか
そんなもん全部
ここに置いて行ったらいいょ
僕に全部ぶつけてったらいいょ
そんなもん
持って歩かなくていいょ
危ないから
僕に預けて行きなょ
きっと 足が軽くなるはずさ
もっと 早く走れるはずさっ
心配しないで
そんなもんで僕は
潰れたりしないから
深呼吸一つして
手に持ってる物全部
置いて行きな
怖くなんかないょ?
その空になった手と手で
今度は、僕に自慢出来る物捕まえてきなょ
幸せとか 喜びとかを!
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裸足で飛び出した
君を思えば
足の裏だって痛くない
雪が降り出した
君を思えば
コートを忘れてきたことさえ忘れちゃう
今すぐ、行かなきゃ
あたしが、壊れる前に
足の痛みも、冬の寒さも感じない
君を思えば…
他には何も感じない
キミイガイ
ナニモカンジナイ
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夕焼けに染まっていく街を眺めてた。
きれいだった
とっても。
とってもきれいだった
『終わりのないものなんてない。
次に進む時は、後ろなんか見ないで
前だけ見て進む
寂しさも不安も悲しみも
吹っ飛ばしちゃうくらい強くなってやるから。
あなたが居なくても、もぅ泣いたりしたいから。』
いつも1番になれないあたしは、強がりしか言えないみたいだ。