詩人:カィ | [投票][編集] |
くだらない明日の話をして
静かに目をつむるんだ
朝が来るまでヒツジを数えて
時計の針に耳を澄ます
聞こえない
聞こえない
大切な音
僕の心はあの日のまま
狂った心音を繰り返す
戻れない
戻れない
睡眠時間、3時間で笑いあって涙流したあの頃に
『抱きしめて…』
強く強く抱きしめたあの頃に
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夢の中であなたに会いました
僕の側で舞う一匹の蝶は
紛れも無くあなたでしたょ
僕はちゃんと気付いてました
あなたの起こした風を
あなたの笑顔を
あなたの涙を
夢から覚めても…
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あとどれくらい僕が強くなったら
君を守れるのだろう?
寂しさの裏の本音を
君に全部ぶちまけたところで
返ってくるのは、真実の愛とはほど遠いため息
思いどうりになんていかない
それでも、明日はきてしまうから
もうダメだと思った時に
君は何を見るの?
何を見たの?
悲しみの果てに光る太陽
眩しくて、眼を閉じた
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あなたを、忘れることが出来るなら
もう、今なら月まで飛べそう
抱きしめてくれた温もりが
あの青い月に吸い取られて
さよならの曲が流れだす
止めれなくて
涙溢れて
止まらなくて
思い零れて
言葉を探すけど
見つからない
あなたのキスをあの青い月が
吸い取っていったら
代わりに、さよならの詞をくれた
あたしが探してた言葉
泣き虫なあたしは
唇噛んで
俯いた
サヨナラ
地面に落ちるはずの涙は
あの月が残さず
吸い取ってくれるかな
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君がいない
君がいない
探してしまうあたしはバカですか?
でも、だって
一人じゃ生きていけないでしょ?
あなたの居た跡を必死になぞって
これは詩じゃないと
言ってみる
きっと宛名のないラブレター
あなたなら、そう言っても笑ってありがとうとか言うんでしょ
意味のわからない言葉の羅列を解読して
意味のない呪文を唱え続ける
これは詩じゃないの
あなたに向けた最後のラブレター
泣かないよ
今はまだ
ここで終わる訳にいかないから
待ってるよ
いつかまた
どこかで会える日が来るまで
詩人:カィ | [投票][編集] |
月の兎へ向けたラブレター
かかとが痛くなったの
少し歩き過ぎたみたい
いくら歩いても走っても
あなたの元へは行けないのに
そのうち弱音も本音もはけなくなるから
その時はそっと手を繋いで
空も飛べそう
あなたが言った『大丈夫!』
今も、ここにあるわ
失くしたって
見えなくたって
探し出せるはずでしょ?
澄んだ夜空に星は瞬いて
月の兎が笑うのに
涙のカーテンが邪魔して霞む
今日も月が見えない
今日もあなたに会えない
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君が居ない。
探してしまうんだ。
あの頃の2人は
同じ空の下で
同じ涙流して
同じ笑顔だったのに
意味のわからない言葉の羅列を解読して
意味のない呪文を唱え続ける
これは詩じゃない
あなたに向けた最後のメッセージ
泣かないよ
今はまだ
待ってるよ
いつかまた
どこかで会える日が
来るまで
君がいないと、
君がいないと。
君がいないと……!!
もう少しだけ探させて。
まだ、さよならの時間じゃない
もう逢えなくても、別れの言葉は『また、明日』
その嘘で、あたしを強くして!!
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『会いたい』
ってMailしたら
あなた
会いに来てくれるかなぁ?
『寂しい』
ってMailしたら
あなた
どうしたの?
って心配してくれるかなぁ?
『声が聞きたい』
ってMailしたら
あなた
電話かけてきてくれるかなぁ?
期待と不安を入り混ぜて、“あなた”に繋がらないのが怖くて
今夜も
『会いたい』
Mailは送れない
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なにもかもが、ブラックホールになって
星が瞬くのも止めてしまった
あなたへ続いていると信じた道の先は
今は、もう見えないけど
この暗闇の中に二人
解けてしまおう
そう言って、繋いだ手が
絡めた指先が
引き寄せようとすればするほど
ブラックホールに吸い込まれてゆく
そして見失う
大切だった
『あなた』も
自分さえも
闇に飲み込まれるのが、怖くて、だだ不安で
逃げたんだ
向き合う勇気持てずに
暗闇はコワイ…っと
答えは
その中にあったのに
ブラックホールの中で
星は瞬き
あなたが笑った
私はただ
見つけられなかっただけ
捜すふりして、傷つかぬよう
眩しい光をそっと塞いで
あなたが辿り着けないようにした。
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約束しょう
さよならは言わないって
僕らの別れの言葉は
『マタアシタ』
会えない僕らを繋ぐ魔法の詞(コトバ)
――せめて夢で会えたなら…
会えない間(ジカン)はあなたを想う
※どんなに寂しい夜でも君にいつか逢えるから
一人で乗り越えて行ける
だから寂しい顔で別れはしないよ
きっとまた逢えるから
君となら
何だって出来る気がした
君の為なら
何だって出来た
あの日の“さよなら”未だに、僕に届かないまま
『マタアシタ』
をくり返す…
※どんなに切ない夜でも君にいつか逢えるから
二人で乗り越えて行ける
だからさよならは言わないよ
きっとまた逢えるから
そして、会えない僕らをつなぐ魔法の詞は
『マタアシタ』
さよならは言わないって約束しよう
――あなたを想い眠りにつく夜
夢の続きであなたに会えたら、どうか覚めないで
手をつなぎ直そう
一人では越えられない道も
二人なら越えて行けるよ“きっと”
※カィ+2人の詩