詩人:カィ | [投票][編集] |
あの頃
そう、
疑うことすら知らなかったあの頃
僕は、君のすべてに興味があった
僕は、君のすべてを知りたかった
僕は、たとえそれが一握りの嘘であってもかまわなかった…
とにかく、「君」を知りたかった。
そう
あの頃僕は
疑うことすら知らなかったんだ
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その人は
俺が知らないことのすべてを、知ってるようだった
その人は
俺が知りたいことのすべてを、知ってるようだった
俺はすべてを知りたかった
俺はすべてを知るつもりでいた
いつか、大人になったら、時間があったら、チャンスがあったら、
そう
何もかも知った後
どうなるかなんて考えもせずに
あの頃の俺は幸せだったんじゃないかな?
何も知らずに
無邪気に笑ってられたんだから…
何も知らずに
ただ純粋に人も自分も信じてたんだから…
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世界の平和?
そんなことどうでもいいの
だって、興味ないもの
そんなことより
あたし
あなたの気持ちが気になるの
そんなことより
あたし
新作の服が欲しいもの
そんなことょり…
今日ぐらい
クリスマスを祝う
今日ぐらい
一緒に
平和を祈ればいい
涙を流せと
いってるんじゃないし
難しく考える必要もナシ
買う予定だった
シャンパン2本を
1本にして
財布の小銭を
コンビニの募金箱へ…
僕は、君を愛してるし
服は、今度買ってあげるから
今日ぐらい
一緒に
平和を祈ろう...
Peace!
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心は
あの日のまま
伝えられなかった
思いを抱えて
未だに
前に進めないでいる
。 ○ ・о ○ о о ○ о 。 о о ・ ○ ・ ○ 。 ○ ○ o o 。 ・ ○
粉雪の降る今日…
3度目の冬。
季節が巡るたびに
思い出すのに
どぅして
忘れることなんかできない
忘れなくてもいぃ…
この思いは
右ポケットに
そっとしまって
歩いて行くから…
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雪が降っている
さっきからずっと
そらは、やっと冬の準備を始めたらしい
降り始めたばかりの雪は
地面に落ちてすぐに消えてしまった
雪が降っている
さっきからずっと
積もることの無い雪
積もってしまった想い
父は張り切ってスコップを出してきた
ぼくは曖昧に携帯を開いた
母は張り切ってタイヤを交換に行った
僕はメール削除のボタンを押した
今夜は積もるなぁ…父が呟いた
今夜は冷えるねぇ…母が呟いた
雪が降っている…
さっきからずっと…
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落ち葉の匂い
夜の風の匂い
冬が近づいた、少し冷たい風が
キミの匂いを連れてきて
『はっ』っと振り向く
でも
キミはいなくて
いるはずもなくて
少し
切なくなって
しばらく、動けなくて
ベンチに座ってた
よくここで、暗くなるまでキミと話した
今、隣にキミはいない
こんなにもキミを感じてるのに
キミの影だけが、僕を悩ませる。
キミは行ってしまった
僕の手の届かない場所へと
後に残ったのは、行き場のない思いと、海より深い後悔。
キミの匂い
本当は、もぅ
忘れてしまったのかもしれない
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二人で歩くこの道は、困難ばっかりに行き当たるけど、
キミと手をつなげば大丈夫だょ。
たいしたことないって、笑い飛ばせる!
ゴール(先は)はまだ見えないけど、
今は、全然怖くないょ!!
目をつぶってだって走って行ける。
何故って?
だって、信じてるから。
それだけだょ。
それが、すべてだょ。
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朝日の光も
夕焼けの赤も
全部
キミとみたから、
綺麗だったんだ。
今更気づいた、
少し、遅かったって
夜が終わって、朝が始まる。
キミのいない朝がこんなにも、殺風景だなんて。
今更気づいた
遅すぎたょ
今は、もぅ
後悔しか、残ってないみたいだ。
キミへ続く道を、
塞いでしまったんだから。
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『道なんかない』
もう、とっくに踏み外してる
『また繰り返し』
ぃや、ちょっとは変わってるハズ
『どこが?』
朝日の色。風の冷たさ。ベットの温度。
『でも。』
わからない
キミがいない
それでも、明日は来てしまうのに
僕は独りで明日への、道を探して、彷徨った。
同じ道を何度も、何度も、、、
瞳を閉じて
キミを思い浮かべる
今日はもぅ休むょ
今日はもぅ進めそうにないから