桜の木の下でキミはいつになくはしゃいでいる。僕はそっと隠れるようにキミの後ろに回る。キミは僕の名前を呼んでいる。そっと後ろから抱きしめた、さっき飲んだ缶コーヒーの匂いがする。ねっ?帰ろっか?『お願い、もう少しだけこのままでいて...』うん、僕も、もぅ少しこのままでいたぃ。桜の花なんて、咲いてなくていい。僕はここで、君に、永遠の愛を誓うょ...
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