詩人:小さな貝がら | [投票][編集] |
ただ祈る 神へ
宿して下さい
愛する人との
愛の証を
大切にします
力いっぱい守ります
永遠に愛すると
誓います
あー 神よ
私の奥に宿して下さい
新しい命を
愛する人との
愛の証を
会える日を
夢見て
ただ 祈る…
By 小さな貝がら
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ねぇ君は見ているかな
夜空にポツンと光る
たった一つの星を
君と会えない夜は
窓越し星を探したり
月を見上げたりして
君を思うんだ
離れていても
会えなくても
同じ空の下に生きて
同じ空気を吸っている
会えない夜は
切なさに負けそうで
君の写真に語りかける
照れくさくて
普段言えないけど
大好きだよ♪ってね
明日晴れるかな
明日君の声聞けるかな
明日も元気に
過ごせるといいね
明日も遠い空から
星や月が君を
照らしてくれると
いいね
おやすみ
いい夢見ようね
大好きな君へ
By 小さな貝がら
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悲しそうに泣かないで
心が痛くなるよ
俯く君をどうすれば
良いのだろう?
子供をあやすように
君の頭を撫でたら
子供みたく
泣きじゃくり
僕は驚いた
頼りなくてごめんね
何にも出来ずに
ごめんね
震える体を
抱きしめながら
月と星を眺めて
ほらあんなに明るく
君を
包んでいるじゃない
頼りないけど
僕が傍にいるじゃない
気が済むまで
泣けばいいよ
涙枯れるまで
泣けばいいよ
疲れたら眠っていいよ
朝が来るまで
傍にいるよ
君の柔らかな手
握りながら
ずっと傍にいるよ
こんな僕だけど
君に相応しくないけど
一緒にいようよ
By 小さな貝がら
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あの日のあの時のまま
僕の心の中の時計
ずっと止まったまま
一歩進まなきゃ
ならないのに
進めない
怖い
僕の中には
君がいる
君を忘れるのが
怖い
どんなに願ったって
どんなに
泣き叫んだって
もう
還らない
時間
君
だけど
前に進めない
君以外
誰一人
愛する事が出来ない
何年経っても
僕の心時計
ずっと止まったまま
あの日から
止まったまま
1mmも動かず
あの日のまま
By 小さな貝がら
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教えた事も無いのに
君は食器を
片付けてくれる
いつも明るく
ニコニコ顔で
私を笑わせてくれる
みんなと幼稚園で
楽しく踊る
ピッカピカの笑顔で
私だけじゃなく
クラスのお友達や
先生にまで
口を尖らせ
チューと迫り
誰とでも明るく話し
お兄ちゃんが
怒られたり
悲しく泣いていたら
頭を撫で
話を聞いてあげるね
とても優しい子なのに
とてもいい子なのに
どうして?
どうして
この子に障がいを
与えるの?
この子は悪くない
罪なんてない
障がいが重くのしかかり
彼の夢は閉ざされたも
同然
神様の意地悪
どうして
意地悪するの?
とてもいい子なのに
とても優しい子なのに
卑怯だよ…
神様の意地悪…
By 小さな貝がら
詩人:小さな貝がら | [投票][編集] |
宿る場所を下さい
一つため息つく場所を
いっぱいいっぱい
走って疲れた私の
心に安らぎを下さい
せめて少しの
温かさでいいから
貴方の優しさ下さい
心に降る雨に
そっと小さな傘を
差しかけて下さい
土砂降りに
ならないように
小さな小さな
宿る場所は
何処にありますか?
私にもありますか?
軒下で震える
子犬のように
一人佇んで
一人泣いたまま
時を過ごすの?
私を一人にしないで
お願い
一人にしないで
寂しいよ
寒いよ
優しさが欲しいよ…
By 小さな貝がら
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もう一度だけ
私の心に聞かせて
優しい貴方の声
優しいあのメロディー
いつまでも残る
耳と心には
温かかった
心地良かった時間
忘れようとしても
好きな気持ちは
抑えられない
涙溢れて
話したいよ
優しい声
聞きたいよ
少しでも
少しだけでも
癒やして私を
貴方の温もりで
甘えてごめんね
だけど
やっぱり好きよ
貴方が好きだよ
だからせめて
心だけでも
傍にいて欲しい
By 小さな貝がら
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クシュン!
くしゃみをすれば
ティッシュを
目薬さしていても
ティッシュを
お兄ちゃんが
ケガしたら絆創膏
痛っ
足打った 手打った
誰かが言えば
ハンカチと保冷剤
誰かが熱を出せば
冷蔵庫をごそごそ
熱冷ましを探し出す
あっ
あれが欲しい
これが欲しい
人の心分かるみたいに
とても気が利く
我が息子
雨の中
君にレインコートを
着せようと
持ってた傘を
たたんだら
「ママ濡れるよ」って
そっと
小さな傘
さしかけてくれたね
とても優しい我が天使
とっても大好き
我が天使
By 小さな貝がら
詩人:小さな貝がら | [投票][編集] |
ねぇ もう一度
君の名前呼びたいよ
柔らかい優しい声で
君に言われたい
「大丈夫だよ」と
まるで魔法に
かけられたみたいに
安心して眠る
子供みたいに
心あったかくなる
去年の夏は
君が横にいた
不安なんて言葉
私の心の辞書に
全くなかったよ
会いたいよ
交わしたいよ
聞きたいよ
君の全て
ねぇ もう一度
君の名前を呼びたいよ
呼ばせてよ
心の傍にいてよ
壊れちゃいそな
私の心の
傍にいてよ
By 小さな貝がら
詩人:小さな貝がら | [投票][編集] |
いつもケンカばかり
していたけれど
ほんとは好きで
ずっと見てたよ
あの夏の日
いきなり夕立
傘持っていない貴方は
軒下で佇んでたね
遠くから見てたけど
困った顔で俯き加減
さっきも
ケンカしたから
ちょっと
近寄りにくいな
だけど思い切って
貴方に駆け寄った
そっと傘を差し出して
ちょんと横に入る貴方
申し訳なさそに
僕が持つよと
傘を持ってくれた
傘を手渡す時に
少し触れた貴方の手は
温かく大きくて
貴方の横にいるのが
ドキドキした
鼓動の音が
聞こえそうで
赤らめた顔に帰り際
ありがとうって
ちっちゃなキッスを
貴方はしてくれた
By 小さな貝がら