詩人:小さな貝がら | [投票][編集] |
平気ぶって
風切ってたって
強がって
キャリアウーマン
演じてたって
ホントは疲れてんだよ
ホントは甘えたいんだよ
誰かの腕に
誰かの背中に
誰かの胸に
埋まって泣きたいんだよ
分かってよ 分かってよ
私の心のSOS
届いてよ 届いてよ
どこかにいる
止まり木でもいいから
届いてよ
ホントは風に乗って
蝶のよに
飛びたい羽ばたきたい
ホントはどこかで
ため息ついて
私の気持ち叫びたい
トントントン
トントントン
ノックしてくれる
誰かがいれば
私きっと崩れてく
心に降る雨の
傘をずっと探してる
暗闇で手を伸ばして
ホントは
ホントは
ホントは
弱虫で
ホントは
ホントは
ホントは
泣き虫なのに
分かって 分かって
ホントの私を
By 音無詞 詩
☆2014年2月作☆
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どうして…どうして…
あなたはあの人と
親しくして
離れてて会えない私の事は
恋人でも何でもないの?
好きだって言ったじゃない…
気持ち変わらないのが
自慢だって言ったじゃない…
なのにあなたがいつも
いつも親しそうにするのは
あの人…
あの人が好きなら
私に近寄らないで欲しかった
あの人に親しくするなら
好きだと言わないで欲しかった
あなたが好きだった
あなたの言葉
信じたかった
だけどあなたは
私を不安にばかりした
会えないだけじゃなく
電話でも話せなくて
メールも携帯がおかしいとかって
誤魔化してたでしょ?
そう言ってそう言って
あなたはあなたは
あの人とあの人と
話して…
あなたはあなたは
私の何だったの?
あなたが言ってくれた
言葉は何だったの?
信じられない
信じられない
私 もう
人を信じられない
By 音無詞 詩
☆2014年4月作☆
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「もしもし お父さん?」
そちらの暮らしはどうですか?
今元気ですか?
もし
もし天国にいるお父さんと
話せたら何話そ
父の日だけど
ご苦労様って
素直に言えるかな
恥ずかしくて
戸惑ってしまうんだろな
今此処にお父さんがいたら
又歌聴かせてくれるかな?
得意な親子丼
作ってくれるかな?
あなたが居なくなって
3年目の春が過ぎ
季節は梅雨になり
今日は父の日です
あの日みたいに
胸ポケットにラジオ入れて
ラジオ聴いてますか?
お父さんの事
知りたいけど
気になるけど
天国と繋ぐ糸
何処にありますか?
もう肩をお父さんに貸して
歩く事も
車椅子押す事も出来ないけど
だけど
気持ちで
肩貸してるから
だけど
気持ちで
車椅子押してるから
By 音無詞 詩
☆2014年6月作☆
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4年の月日
通った道程(みちのり)だけど
慣れたようで慣れない距離
会える日は
嬉しさと不安抱えて
電車に乗り込む
あなたに会える迄は
なんか張りつめた
気持ちの糸絡まりそうで
時計とにらめっこ
景色見ても
曲聴いても
携帯見ても
不安な気持ちは
落ち着かないまま
いっそのこと
あなたに会えたら
そのままあなたの
腕を掴んだまま離さず
全てを捨てたくなる
ダメな事だとは
分かっていても
あなたの優しさに
溺れてしまいたくなる
弱いね 私って
泣けないまま
甘えられないまま
我慢してた気持ちが
心の蓋を開けて
あなたに
私の全てを預けて
束の間の安らぎを
心に感じて
笑いたかったの
私らしく私らしく
By 音無詞 詩
☆2014年7月作☆
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別れ際我慢しても
寂しくて流れる涙
束の間の
あなたとの時間(とき)を
離したくない
離れたくない
あなたの中で
私は私らしく
唯一なれたのに
また今日から偽るの
嫌だもう疲れた
あなたと
最後まで抱き合いたくて
最後まで見つめて欲しくて
あなたの掌ぎゅっと握った
あなたと
最後まで抱き合いたくて
最後までキスをしたくて
あなたの事をずっと見ていた
ただ繋いでて欲しい
あなたの愛情だけを
私にずっと繋いでて欲しい
By 音無詞 詩
☆2014年8月作☆
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あなたとたわいない事
話してただけなのに
いつも愚痴聞いてくれて
励ましてくれる
あなたをいつしか
好きになって…
私ダメだよね
ただあなたを思いすぎて
もっとあなたを
知りたくて
私ダメだよね
ただあなたを思いすぎて
もっとあなたと
話したくて
氷のドレス着たように
なんだか寒くて寂しくて
氷のドレス着たように
なんだかとても泣きそうで
ただ優しくただ愛して
温めて欲しかった…
ただ優しくただ微笑んで
傍にいて欲しかった
ごめんね必要以上に
あなたを求めてしまって
あなたがいなくなってから
氷のドレスは私を
突き刺すみたいに
心を苦しめてくだけ…
By 音無詞 詩
☆2014年9月作☆
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ねぇ
暗く思い悩み
何処で吐いたらいいの?
弱音 涙
みんな 気持ちに蓋をして
私らしく
居られる場所は
何処ですか?
君ならこんな私
受けとめてくれますか?
重いと言わず
どんな時も
支えてくれますか?
君へと続く道
君は照らしてくれますか?
迷わず私が
ちゃんと辿り着けるように
何時までも何時までも
待っていてくれますか?
壊れそうな
私の心分かって欲しい
せめて君だけに…
By 音無詞 詩
☆2014年10月作☆
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あの日心の隙間に
そっと柔らかな
光をさしてくれた
たった1人の
人だったからあなたは
それなのにそれなのに
私は自由に恋愛
出来ない身分
分かってても分かってても
私はあなたの優しさ
求めているの
思うがままに動く心は
止めることなんて
出来なくて
あなたの優しさが
嬉しくて
あなたの優しさが
必要で
思うがままに動く心は
止めることなんて
出来ないよ
By 音無詞 詩
☆2014年11月作☆
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日々生きていると
沢山の壁にぶち当たって
辛くて泣きそうで
挫けそうで
日々生きていると
溜息の数が増えていき
一人で抱え込み
壊れそうで
助けてって言えたら
誰かに甘えられたら
少しは違ったのかな
無理をして生きていた
毎日を
少しずつ
無理をせず生きていけたら
どんなに楽だろう
ダメだよね
下手だよね
生きるのも
甘えるのも
一呼吸
一呼吸
つけばいいのに
つけなくて
つけなくて
どこか強がって
ダメだよね
下手だよね
生きるのも
甘えるのも
これからは
これからは
空の青さ
ゆっくり見つめて
これからは
これからは
笑って過ごそう
ゆっくりゆっくり
By 音無詞 詩
☆2014年11月作☆
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あなたと沢山の手紙を
交わした後に
初めてあなたの声
聞いてみたくなった
どこか気になってたから
あなたの声聞いてから
また話したくて
でも甘えていいのかとか
そんなこと
言っていいのかとか
一人悩んでた
いつの間にか
私の心には
あなたがいたの
少しあなたを知ると
また違う欲望が湧いてきて
それを抑えるなんて
出来なかった
会いたいと思うようになり
会うようになれば
触れてみたいと
思うようになり
触れてくれたら
触れてくれたで
次もその次もと
求めてしまう
kissだけでなく
心まで温めて欲しくなる
して って言えなくて
離したくないのは
好きだからなのに
離れたくないからなのに
伝わらないもどかしさ
冷たくされる悲しさ
私はただ
気が狂いそうだった
恋人ではないの?
欲しがったらダメなの?
自問自答の毎日
答えは出ない
ただ苦しかった
ただ触って欲しかった
ただ触れて欲しかった
ただあなたの優しさ
あなたの温もりが
欲しかった
By 音無詞 詩
☆2014年12月作☆