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小さな貝がらの部屋


[532] 惹かれ合う運命(さだめ)
詩人:小さな貝がら [投票][得票][編集]

母親の愛を知らずに
生きてきた
君の心は傷ついていた

父親の愛を知らずに
生きてきた
私の心も傷ついていた

君と私は何かを
取り戻すよに
互いの中で安らいだ

何度も重ねた時間は
互いを必要と感じて

離れると
私は苦しくなり
君のその胸に
帰りたくなる

君の優しさ
その手に触れて
君の優しさ
その心に触れて

解った事は
何か惹かれ合う
運命(さだめ)なんだと

私の手は私の唇は
君と重ねる為に
あるのよ…

By 音無詞 詩
☆2010年9月作☆

2010/09/08 (Wed)

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