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かものはしの部屋


[12] 【五月の夜 草をむしる】
詩人:かものはし [投票][得票][編集]


わたしはいい人を演じている
間違いない

人の悪口は言わず
頼まれれば断らず
お年寄りには席を譲り
飲みの席でも気を使い

赤ちゃん見れば手を振って
重い物は無理して持って
泣いてる人とは共に泣く

ふと わたしは想う


わたしはいい人なのではないか と





何となく嫌な気分になった

道端の草をむしる

2008/05/02 (Fri)

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