詩人:拓 | [投票][編集] |
一歩 歩く度に道路に足が沈むから、視界はぐらぐら上下に揺れて、頭ん中 頭蓋骨の隙間を脳味噌がぺちゃぺちゃ踊ってる
貴方はいつも僕を否定する
ふざけても
本気でも
なんだか不思議なくらい楽しいなぁ
おかしくて笑いがとまんない
逆さまの顔が吊されて文句ばかり言ってる
駅の真ん中で寝転がってるトイレの便器みたいに
腕が上がったまんま下がんなくなったアレみたい
サンタクロース
夜通し風に晒された洗濯物の気分
まとわり憑く自由はなんかうざったいなぁ
私すごく我慢してるのよって言い降らしなよ
練習すればいい
嘘泣きも上手に出来るさ
その梯 上でUターンしてるよ
頑張ったのにね
無駄だったね
窓開けた汚い空気肺一杯吸い込んで
綺麗な緑で生きてる葉っぱ
胸の奥苦しくなって
涙があふれる
あいつは一生懸命生きてる
けど、なんのために…?
だから言った通りにすりゃいいのよ
昨日は死ねって
今日は馬鹿なことはするなって
明日はなんて言うの?
何度も言ってるじゃん?
青に見えたけど赤だったんだって