詩人:奏 | [投票][編集] |
卒業し
進路を分かれてから
早一月
春はとうに過ぎ去り
静岡なんかはまったくもって真夏
そんな五月
久々の再会
一ヶ月前までの仲間は
しばらく見ないうちに
僕の知らない君へ
成長は止まらない
進化は止まらない
今までの普通が
前までの異常に変わる
その日がいつかはくる
そんな時は迷わず
僕を忘れてしまってね
君の僕への依存
僕の君への依存
相手が気付いていない
そう思って
お互いに甘えていた
そんな君は
今も進化を続ける
僕は甘やかさない
君の成長を見守るよ
だから君は
輝いて
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真っ暗で
絶望的な闇
涙も嗚咽も全て
闇に包まれ消える
そんな僕は
眩い光を見つけた
何処からか伸びた
力強い救いの腕
涙も嗚咽も
腕を掴んだ瞬間に消えた
光は僕を包みこみ
白く溶けて消えた
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気持ちの揺さぶりは
年々落ち着き
今は
開き直りに入っている
言いたいことも
伝えたいことも
逃げたいことも
もう 全てにおいて
遅過ぎる
まだ感情があるうちに
気持ちを伝えておこう
僕の中が
消えてしまう前に
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ロウソクの揺らぐ
あの小さな灯りでも
君の手元ぐらいなら
照らすことが出来るよね
僕の命に火をつけて
精一杯燃えるから
闇に染まった君の元に
僕を連れて行ってよ
前も後ろも分からない
音さえ聞こえぬ闇の中
僕の灯りを頼りにして
一刻も早く出ておいで
君が闇から逃れて来たら
僕は静かに燃え尽きよう
僕の使命は灯りをともし
君を導くことだから
ロウソク並に小さい灯り
それでも必死に燃えるから
君の側に連れて行ってよ
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生きたいって思うこと
信じたいって思うこと
助けたいって思うこと
いけないことなんて無い
思いは人の自由
その思いは
強くなればなるほど
心を動かし体を動かし
全てを構成する力になる
貴方を構成する力は
一体どんな思い??
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僕は夢を見ているよ
目覚めることを
望まない夢
大好きな奴らと
楽しい話をして
遊んで 笑って
会ったことない
画面越しの親友も
もう会えない貴方も
夢の中で笑ってるよ
馬鹿みたいに
子供みたいに
とにかく騒いで
僕はまた笑う
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俺は俺だけのもの
貴方は貴方だけのもの
どんなに仲が良くても
その定理は壊れない
なのに何故??
いつから崩れた??
思い違い すれ違い
いつからだ??
付き合ってもいない俺に
恋愛感情さえ無い俺に
貴方は何を勘違いした??