詩人:奏 | [投票][編集] |
ねぇかみさま
あなたに聞きたい
ぼくはなんで
生きているの??
ねぇかみさま
あなたに聞きたい
ぼくはなんで
感情がないの??
ねぇかみさま
あなたに聞きたい
ぼくはなんで
普通と違うの??
ねぇかみさま
あなたに聞きたい
ぼくはなんで
ここに居るの??
詩人:奏 | [投票][編集] |
僕が吹く笛愚かな音色
聞き付け後追う悲痛な叫び
君がここに居るその訳は
ホラ吹きの僕に分からない
僕の吹く笛悲しき音色
聞き付け後追う切なき涙
君がここに居るその訳を
ホラ吹きの僕が知りたがる
詩人:奏 | [投票][編集] |
10代だろうと
30代だろうと
人生に
やり直しは無い
若いからやり直せる
なんて
言われても
その時はもう過ぎていて
戻ることは
出来なくて
人生のリセットは
いくつだろうと
出来ないのだ
詩人:奏 | [投票][編集] |
人を好きになるって
どんな気持ち??
楽しい??
悲しい??
苦しい??
嬉しい??
僕には無い恋愛感情
誰か説明出来るかい??
「いつかは必ず恋をする」
そんなこと誰が決めた??
僕には無い恋愛感情
人を好きになるって
どんな気持ち??
詩人:奏 | [投票][編集] |
「奏」
この文字がトップに来るのは
自らの詩を検索した時のみ
その時の僕は
必ず悩んでいる
予測変換を見ると
自らの状況がすぐ分かる
携帯電話と言う
ひとつの通信手段
このモバイル機器が
僕の感情を表す
全世界に広がる
小さな機械は
僕の感情を
文字として保存する
それはまるで
心の鏡のようだ
詩人:奏 | [投票][編集] |
忘れていた
数々の記憶
僕を探していたかのように
脳から身体中へと広がる
甘えは捨てて
我が儘は止めて
大人にならなければ
そんな思いが
そんな記憶が
僕に語りかける
「君は今幸せ?」
僕は幸せだよ
「私を忘れたの?」
今思い出せたよ
君は僕の弱い気持ち
幸せだから
忘れていたかった感情
行動力があったら
経済力があったら
僕が大人だったら
すぐには大人になれない
だから内面から変えて行こう
甘えなんていらない
僕は
君を幸せにしたかったんだ
詩人:奏 | [投票][編集] |
一刻も早く
大人にならなきゃ
歳を取るのは無理だから
内面だけでも大人になろう
そう言う僕
おいていかないで
こっちを見て
愛して
そう心で叫ぶ僕
どちらも本音
大変な矛盾
でも僕は甘え方を知らない
どちらにしろ
大人になるしかないのだ
詩人:奏 | [投票][編集] |
定期的な水の音
かきけされる嗚咽
おしながされる涙
排水口へ向かい
ぐるぐると円を描く
しかしそれを眺める余裕など
僕には無いのだ
頭を濡らす温もり
止まらない声無き叫び
尽きることの無い涙
その理由など
とうの昔に忘れたというのに