たくさん雨が降っていた
たくさんモノを押し流した
ずっと家の中にこもって
窓から雨を見つめてた

３日目の朝外に出た
夜中までの雨は姿を消し
太陽が大地を照らしていた
大きな水溜まりが光って
青空を映していた

家の中じゃ見れない光景
触れることの出来ない美しさ
「たまには外に出てごらん」
大きな水溜まりは僕に
そう言っていた気がした

たくさん嫌なことがあって
たくさん心を傷つけた
ずっと自分の中にこもって
どこか遠くを見つめてた

何日経ってもこもってた
太陽が大地を照らしてて
大きな水溜まりが光ってる
その景色は遠かった

自分だけじゃ知れない光景
触れなきゃ分からない美しさ
「たまには外に出てごらん」
大きな水溜まりは言った
始めの一歩が怖かった
諦めるのも怖かった

自分を守る殻を破った
傷ついた心はそのままだった
それでも僕は触れてみた
大きな水溜まりが光って
青空を映していた

ついに突破しました
ひとつひとつの気持ちの詩が
200も詰まった宝物
今までありがとう
これからもよろしくね

一人の人間不信者が
人間を信じようとした
しかし人間不信者は
大好きな人に嘘をつかれた
心の狭い人間不信者は
全てが分からなくなった
だから人間不信者は
また人間が恐くなった

一ヶ月に一度は必ず
全ての考えが最悪になって
涙が止まらなくなる周期があって
それは親や家族には言えなくて
まだバレたことは無くて
病院に行こうにも金は無く
ただ這いつくばるだけで
何も出来なくて

普段は偉いこと言って
「自傷行為すんな」とか
威張りちらしてるくせに
鬱になると
何もかもがどうでもよくなる

嫌な循環はまだ
俺を解放してくれない

「嫌われるのが怖い」
そう言っているのに
「○○が××だから嫌い」
裏で陰口を叩く
「嫌われてもいい」
そう言う奴は
「○○が××だから嫌い」
面と向かって告げる
どっちが本当??
どっちが真実??
前者は好かれ
後者は嫌われ
オカシイ世の中

昔俺は死にたくて
今俺は生きたくて
未来はまだ分からない

昔俺はただの馬鹿で
今俺は偽善に磨きがかかって
未来はまだ分からない

昔俺はグロ好きで
今俺はグロ嫌いで
未来はまだ分からない

いつどの瞬間に
何がどう変わるのか
未来はまだ分からない

半年は早い?短い??
長い???遅い????
時計の針は今も進むよ
時は誰も待っちゃくれないよ
日々は俺を置いてゆくよ
月日は過去を消してゆくよ
知ってた事実が
知らない現実となって
俺を嘲笑うよ
必死になって走っても
針は進むよ

可愛い女性見てっと
自然とくちもとにやけてしょーがないっていう
ゴスロリなんて着ちゃった日にゃあ
もうどーしようもないっていう
そんな俺
ちなみに お ん な で す が
そりゃ一人称俺だし
詩も僕か俺だし
普通は勘違いするって言う
だが勘違いしないで欲しいが
俺は性同一性とかと違って
男性見てもにやけるし
最大の違いは
恋をしない
お陰で自分の性別が
この世で一番の謎

女だって辛いんだよ
生理痛で倒れる奴もいりゃあ
大人になって主婦になって
家族に尽すのも辛いのさ
男だって辛いんだよ
精神的に病む奴もいりゃあ
大人になって稼ぎ頭になって
家族に尽すのも辛いのさ
どっちも互いを分かってやれや
「○○が辛い」なんて理由で
互いを差別したりすんなや
性別変えたいなんて言うなや
どっちも大切なんだから

ただ単に俺は男物が好きなだけ

ふわふわと
僕の中に降り注ぐ白いもの

ちくちくと
僕の中に突き刺さる黒いもの

確実に僕の中にたまって
捌け口は無く
固まりになる