心が不安になって
家族が信じられなくなって

何で僕は愛されないの？
姉は愛されてるのに
やっぱり勉強出来ないと駄目？

僕自身を否定された気がして
家族の前で猫をかぶって
僕自身を塗り潰して

もう 疲れたんだ
小さい頃から同じ毎日で
親に遠慮して生きて


ねえ
誰か僕を愛して？
心の底から愛して？
僕以外を見ないで
僕だけをいっぱい愛して？
きつく抱きしめて？
甘えさせて？


ねえ
誰か僕を救ってよ……

自分が辛い時ほど
自分よりもっと辛い人に
手を貸してあげて？

そうしたら
自分がもっとも辛い時に
その人は手を貸してくれるハズ

信じて

独りで居ても，辛いだけだから

「明るくて楽しいね」

「凄く面白い！！」

脱け殻の僕に
一体ナニを見た？
自分を誤魔化して生きてる
この道化師に何を見た？

ああ
演じてるのは僕自身

そうだ
分かってる

本当の僕を知らない人なんて
まわりに沢山居る

そうだ
分かってる

だけど
やっぱり切ないよ

僕は自分で自分を欺く道化師

楽しいふりをして
明るいふりをして
元気なふりをして

皆も騙してるし，
自分自身を誤魔化してる

こんな僕が
愛される訳が無いんだ

道化師は皆の娯楽
だけど愛される事は無い

分かってるのに
道化を演じてしまう

僕は道化師

狂ったように踊って
限界まで踊り続けて

足が動かなくなって
転んでしまって
絡まってしまって

糸が切れた途端に
動かなくなって
用が無くなってしまう

そんな人形は嫌だ
人形だって皆に愛されたい

皆に愛されて
沢山の人々の前で踊って

所詮楽しませる事しか出来ないけれども
愛されるのなら，それでも良い

人々の前で
狂ったように踊って
沢山の拍手を貰って

そんな生き方なら
人形に生まれて良かったと思う

何千回も疑われても
君達が信じてくれれば良い

何千回も悲しんでも
君達が笑わせてくれれば良い

何千回も苦しんでも
君達が笑ってくれれば良い

何千回と笑うより
君達と一回笑う方が大切だ

疑われた時は
僕たちが信じてあげるから

悲しい時は
僕たちが笑わせてあげるから

苦しんでる時は
一緒に笑ってあげるから

遠く離れる日が来ても
いつか出会った時に
必ずまた共に笑おう

作り出した自分の殻なんて

作り物の自分を写す鏡なんて

意地をはって作った友達なんて

すべて粉々に壊してしまえ

本当に美味しい物を
美味しいって言える事は，
凄く大事だと思う。

別に美味しくもないのに
美味しいって言うのは
本音じゃないから失礼。

そんなモノだと思う。

僕が小さい頃，
表面だけの友達なら
山ほど居た。

物心付いた時からは違って，
月日が経つ程に友達は減った。

少しずつ，どんどん減って。

本音が話せる人だけ残った。

どんなに数が少なくても，
本音で話せる。
飾る必要が無い。
そんな友達が残ってくれて。

今までの自分が馬鹿みたいで。

沢山の「付き合い」より
ほんの少しの「友達」の方が
大事だって事を気付くのに14年もかかって

本当に馬鹿みたいで。

意地をはらなくなって良かったと心から思う。

こんなに人や友達を信用して欲しいと思ってる僕が

一番人を信用出来ていない