ホーム > 詩人の部屋 > 奏の部屋 > 投稿順表示

奏の部屋  〜 投稿順表示 〜


[323] 愛ゆえに
詩人: [投票][編集]

キスなんて要らない
ただ一緒に笑って
たまに抱き締めて欲しい
そんな子供な私

触れる手が恥ずかしくて
振り払ってみれば
横で笑ってくれている
そんな大人な君


たまには甘い詩を書こう
君に知られない場所だから
こんな風に書いてみる

次の日に見直して
恥ずかしくなるのはどうせ自分
"ツンデレ"なんて単語
認めてあげないんだから

2009/11/16 (Mon)

[324] 目指すはオンナノコ
詩人: [投票][編集]

一人称が「俺」のまま
気付けばもう18歳間近

回りを見渡してみれば
キラキラ輝く女の子ばかり
自分が少し恥ずかしくなって
髪を腰まで伸ばしたり
リップをつけてみたり
アイラインを引いてみたりした

見た目が女の子みたいで
今度は何か面白くなった
中身は子供のままなのにね

2009/11/16 (Mon)

[325] "平成"
詩人: [投票][編集]

ゆとりだから
頭も悪くて
体も弱いんだ

そんなこと言われてもさ
産まれちゃった以上
生きるしかないじゃん

大人の身勝手に巻き込まれて
平成産まれってだけで
白い目で見られる

ねぇ
どうすれば良いの?

生きてれば文句を言われ
自殺しても文句を言われ
なら産まれたく無かったよ

「ゆとりだから」

僕たちがゆとりな理由は
そう言う大人が決めたこと

生きてれば"低知能"
死ねば"心が弱い"

誰か助けてよ

2009/11/18 (Wed)

[326] 無題
詩人: [投票][編集]


じわり と

何かがずれていく気がした

何でもない日常で

今日もまた何かが

じわり と

ずれていった

それが何なのか

僕には分からないけど

一つ分かるのは

小さな消失感

2009/11/24 (Tue)

[327] 駄目、だめ
詩人: [投票][編集]

真っ暗になると
ふと怖くなる

昔のことを思い出して
胸が苦しくなる

ああ、やっぱり
記憶力なんて、ね

壊れてしまいたいよ

誰か僕を
ぐちゃぐちゃにかき混ぜて

そっと 埋めて下さい

2009/11/24 (Tue)

[328] 無題
詩人: [投票][編集]

可愛くなれたら
見直してくれるかな
なんて
甘い考えで
大して努力もせず
痩せたいとか言い出してみた

中身が悪ければ
外身が良くなるハズもなく
結局は何も変わらないまま

今日もまた"デブ"なんて
切ない言葉を言われたりして
絶食しようかなぁ
なんて
出来もしないことを考える

気付いたらいつの間にか
俺女が女の子だわ

2009/12/07 (Mon)

[329] 無題
詩人: [投票][編集]

ふ、と
孤独感が押し寄せる

学校でも
日常でも
唐突に寂しくなる

それが嫌だから
皆に構って貰いたいから
キモキャラになってみたんだわ

確かに構って貰えて
笑ってくれる友達も出来た
でもな

ただ後悔の念

2009/12/07 (Mon)

[330] 関西弁の魔力
詩人: [投票][編集]

「ちゃんとご飯食べてるん?
見る度に痩せてるんちゃう?
無理しちゃあかんよ」
努力し始めて
一番欲しかったその言葉が
まさか先生に言われるとは
思ってもみませんでしたよ
ちゃんと見ててくれて
ありがとうね先生
昔は教師なんてって思ってた
今はちゃんと信じられるよ

しかし私の体重は変わっちゃいない罠

2009/12/14 (Mon)

[331] 今現在
詩人: [投票][編集]

言葉が
ぽろぽろと
手の中からこぼれて
かき集めても
またどこかに
ぽろぽろと
落ちていく

大切な言葉も
聞きたくなかった罵りも
いっぱいになって溢れて
知らないうちに
道端に落としていて

誰にも伝わらない言葉が
悲しくなって溢れる前に
何よりも嬉しかった言葉が
記憶からぽろぽろと
こぼれてしまう前に
こうして形をあげて
大事に閉まっておく

それが今の僕の詩

2009/12/14 (Mon)

[332] 無題
詩人: [投票][編集]

誰が合っていて
誰が間違っているか
なんて
誰が決めることでもない
テストじゃあるまいし
正義感に燃えるのも
我が道を行くのも
人の勝手であって
偉そうに意見できないのに

要するにアレですよ
十人十色
「ワタシが理解できないからダメ」なんて
小学生じゃないんだから
もう大人でしょ

2009/12/16 (Wed)
293件中 (271-280) [ << 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
- 詩人の部屋 -