詩人:奏 | [投票][編集] |
求められた仮面は棄てた
俺は俺で生きて行く
怖いモンなんてもう無い
ありのままの自分を見せてやる
嫌うなら嫌え
仮面ひとつで離れる奴は
始めからいらないんだよ
ンだよ文句あんのか?
俺は俺でお前はお前
個人差と価値観の違い
わざわざお前に合わせてたら
息が詰まって仕方ねぇ
仲良く並んで嘘をつく
そんな関係求めて無い
陰口に傷付いて泣くぐらいなら
それを正面から受け止めてやるさ
本音と本音でぶつかりあって
互いに認め合い学び合う
そんな関係最高じゃね?
詩人:奏 | [投票][編集] |
同じ日は二度も来ないけれど
毎日大事な日だけれど
誕生日って大切な日
思い思いの母親たちが
僕やあなたたちを産みおとした記念日
出会う確率が出来た日
今僕たちが出会えたのも
悲しみや恨みや怒り
そして幸せと喜びを感じることが出来るのも
全て誕生日の奇跡さ
詩人:奏 | [投票][編集] |
産まれた事を恨まないで
産まれた事を嘆かないで
生きる意味なんて無くても構わない
意味のためや理由のため
そのためだけに産まれたのではないんだ
それを考えることより
それに悲しむことより
大切な一歩を踏み出せ
行き先なんて分からない
そんなの必要なんてない
どーせ意味や理由は無い
ただ足の向くままに
さぁ 先に進むんだ
詩人:奏 | [投票][編集] |
心の温もりが好きだから
誰かに必要とされていたいんだ
友達 仲間 親友
そう言われるのが嬉しい
大切にされる事がなんだか心地好いのに
心の内側は読めないから
皆に嫌われていそうで
友達 仲間 親友
そう言われるのが怖い
心内で見下されているのだろうと考える
そんな僕が嫌いで
どうにかならないものかな
詩人:奏 | [投票][編集] |
記憶にあるのは君たちの笑顔
頭に浮かぶのは君たちの嘲笑
君たちに言われた事の無い言葉が
脳でやけにリアルに再生される
それは痛くて 悲しくて
切なくて 寂しい
笑顔を見る度に
嘲笑に変換される
嫌な能力
大好きな声が
僕をけなす
一番好きな声が
僕を縛る
最悪な脳内
笑い声が僕を嘲笑う
冷淡な声が僕を突き刺す
好きなモノに嫌われるのは、怖い
だから遠ざける
好きになればなるほど
また声が遠くなった
詩人:奏 | [投票][編集] |
人が怖くて恋が出来ない
以前の問題
自分が嫌いで恋なんて出来るか!
嫌いな自分が好かれたいなんて
オカシイにも程がある
「君が好きだよ」
「私は自分が大嫌いよ」
なんだかちぐはぐ
愛する相手が可哀想
自分を一番分かるのは
自分なんだからね
ナルシスト上等
自分を好きになれ
愛せる自分になってみろ
詩人:奏 | [投票][編集] |
桜が、散っていく
あるモノは優雅に
あるモノは寂しく
あるモノは力強く
思い思いに
長年親しんだひとつの幹から離れて行く
それは悲しいことで
けれど喜ぶべきこと
一枚の花びらが
どのように舞うのだろう
花が地へ落ちるまで
風に吹かれ
陽射しに輝き
それはどのように見えるのだろうか
さあ
桜舞うまであと二ヶ月
詩人:奏 | [投票][編集] |
まるで優しい犬のように
人間を愛していた君
そんな君が何故
人を疑わなければならないのだろうか
人間を嫌わないで
残酷なのは全てじゃない
自らを嫌わないで
君は君なんだろう?
君が人間を嫌いでも
今更どうにもならないよ
僕たちが君を愛するから
君は君を信じてよ
詩人:奏 | [投票][編集] |
今まで僕は
慰められてばかりだった
様々な人々に
様々な方法で
僕は君たちを
信じられなかったのに
君たちは信じてくれた
今度は僕の番
ひとりでも僕の言葉で
救われてくれるのなら
僕はなんでもしよう
信じてくれとは言わない
ただ僕は信じるよ
君が信じてくれること
詩人:奏 | [投票][編集] |
人間とは
一体何なのだろう
二足歩行で
知識を持った
それだけの生物?
人を嘲笑う
保心的な考え
人を裏切る
自己中心的な思想
それらはなぜ
僕たち人間に出来たのだ