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奏の部屋


[102] 手首
詩人: [投票][編集]

信じてたのに。
キミは何も言ってくれない。
僕が知るのはいつだって
皆の一歩後なんだ。
それもキミの口からで無く
他の人の口からで。
信じてたのに。
分かってる。
全てを期待してはいけない。
キミを縛ってはいけない。
分かってるのに。
キミの手首の傷を見ると、僕の心が深くえぐれるんだ。

2006/09/04 (Mon)

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