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奏の部屋


[4] 永久の記憶
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僕を殺して下さい

それが僕の言える最大の甘え

僕を愛してなんて言わないから
僕を欲してなんて言わないから

ただ
僕を殺して下さい

そうすれば
君は僕を忘れないでしょう?

興味が無くても
忘れるなんて出来ないでしょう?

永遠に
君の脳裏に刻みつけて離れない

そんな最後は素敵じゃない?

君の手で
綺麗に
紅い蝶のように散って

永遠に
舞い続ける

君の記憶の中で

2005/11/03 (Thu)

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