詩人:ナナエ | [投票][編集] |
君と出会い
毎日が光輝いて
今とても幸せなんだ
だけど
光の中の二人は明るく照らされ
たとえ暗闇がないとしても
明るすぎて
君がかすんで見えるんだ
光にとけていって
しまうんじゃないかって
そんな絶望の光のなか
幸せそうに笑う君は
明日はどうなるかわからない
そんな恐怖を感じさせる
宝もの
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未来が輝いて見えるよ
それはとてもまぶしくて
暗闇さえも明るく照せるような
ねえ
こんな風に未来が見えるのは
君のおかげだと思うんだ
君との幸せな毎日
それは将来への希望の光
明日も頑張ろう
そんな勇気を与える
大切な支え
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たくさんの言葉たちが
のどの奥に詰まってる
戻ることも進むことも
どっちもできずにのどの奥
外の光に手を伸ばし
あとちょっとの力で勢い良く
光の向こうへ飛び出せると訴えている
あとちょっとの力
それが何かはなんとなくわかる
だけどごめんね
あたしには無いかも
外の世界はとても素敵で
いいところ
だけどあなたたちに
見せてあげることが
できなくてごめんね
あたしは苦しくて窒息していく
うすれゆく意識の中で
一つ願い事をした
次に生まれるときはどうか
もっと自信をもてますようにって
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なんでかな
久しぶりに聞きたくなった君の声
鳴らない電話はホコリをかぶって
電源が切れていた
久しぶりに電源を入れると
君と交わした瞬間が輝いていた
この時はじめて
大切な人を無くしたんだと思った
自分勝手に生きること
それが格好良いと思っていた僕
そんな勝手のおかげで
君から離れたことを後悔する
考えたのは僕の気持ちだけ
その時僕は君の気持ちを
考えてはいなかったと今ならわかる
ホコリをかぶったケータイは
部屋の隅で
まるで君のようにひとり泣いていた
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君が夢に出てきたことは
何度かあったんだ
でもそのたびに君は
寂しそうな顔をして遠ざかり
近づこうとすると夢は覚めてしまう
君に拒絶された
そんな気がして怖くなる
僕の心の奥のそのまた奥は
恐怖心でいっぱいなんだ
君に避けられるのが怖い
君に嫌われるのが怖い
君が僕の前から
いなくなるのが怖い
だから必死で
君をつなぎとめていたくて
ウソだってついてしまう
そんなの偽りだってわかっていても
君を失いたくないんだ
でも密かに最近思ってる
このままでは僕は君に
一生近づけないって
偽りは偽りを生むだけだから
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いつもと同じ日常の中で
ひとつだけ違うのは
あなたが笑っているという事実
何かが足りないと嘆くあまり
笑顔まで失ったあなたは
いつしか
あたしに笑いかけることをしなくなった
あたしは
あたしがいることが
あなたを満たすことではない
そう言われてるような悔しさで
あたしの笑顔まで
ひきつってた気がする
だけど今日この時は
なんだか2人
心から笑ってるんだ
それは久しぶりの晴れ間のおかげか
いやいや
あたしの願いが届いたおかげか
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どんなときでも
忘れたくない事がある
あたしは
今まで信じて歩んできた道が
突然目の前で分かれていても
歩むことを止めない
あたしはとてつもない
暗闇に囲まれて
突然目の前が真っ暗になっても
自分だけは見失わない
どんなときでも
忘れたくない事がある
それは
行き詰まったときに
棒を使って行き先を決めるような
何も見えない中でも
心の奥にはちゃんと光があるような
遠くにあるようで
近くにありそうな
小さいけど確かな
道しるべ
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こんなに広い空の下
君と僕がここにいて
こんなに寂しいと
感じるのはなぜ?
ねぇ
この空は広すぎるよ
だって果てが無いんだもの
二人でいるこの時間は
いつか尽きると知っていて
だけど空はかわらずに
まさに果てしなく
そして美しく
うらやましいんだ
そんな空が
そんな横顔君に見られて
僕は思わずそらしたけど
ホントは言って欲しかった
あたしたちは変わらない
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あの日
二人はお互いを求めてたのだと
あの時
二人の思いはひとつだったと
あたしはあなたじゃないから
それを信じるしかできなくて
あなたが
あたしに言った全ての言葉は
あたしが
欲しくてたまらなかった言葉たちだった
夢なら覚めないで
現実なら少しでも長く
でも現実がこわい
早くあなたに会いたい
会って
現実でよかったねと思いたい
そしたら
二人が本物だって信じれる
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例えば
君がいつか
誰かの隣で笑っていられるなら
それでいいと
君がいつか
誰かと一緒に幸せを感じているなら
それでいいと
思っていたはずなのに
いつしか
誰かが
僕になればいいなんて
思ってみたりしたんだ
君がいつか
僕を信じてると言ってくれたように
僕もいつか
君を守れるように
君には僕がいると言えるように
今はまだまだな僕だけど
いつか君が誇れるような人間に
なりたいなって思うんだ
今はまだ
何もできない僕だけど
いつかが
いつかは
わからないけど
いつか必ず
それまでそばにいてくれませんか?