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ナナエの部屋


[113] 限界突破
詩人:ナナエ [投票][得票][編集]

ことごとく暑い
燃えるほど熱い
激しさは増すばかり

そして
僕の気分は
どんどん堕ちていく一方だ

君のように
熱さにあてられて

ヒャッハー

なんて気分にはどうもなれない

ただただ
口数が減り
肌がじりじりと照らされるかわりに

顔には影ができる

汗がこぼれると同時に
僕の命が搾り取られている様


もう少し
涼しくなってもらえないと
僕は立ち直れない
再び元気になれない


君はこの夏
若くなった

僕はこの夏
歳をとった

このアツさがまだ続くなら

君は
これからひたすら昇天し続けるのか

僕は
これからどんどん落ちて行くようだ

2012/08/28 (Tue)

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