詩人:花蓮 | [投票][得票][編集] |
入試の作文の練習で
「時間」という題が出された…
制限時間は50分。
でもね。
最初の十分は
白紙だった…
友達とはなしてて…
なんて本当はね。
なにを書いたらいいのか
分からなかったの。
作文は得意なほうの私もかけなかった。
そんなに難しい題ではないけど
わからなかったの。
10分たったとき、
ある考えが頭の中にふっと入ってきたの。
こういう時間はゆっくりだなぁって。
何かに夢中になってるときって
時間がかなりたってる感じがするけど
実際はまだ10ぷんもたってない。
本を読んでるときとかね。
でも楽しいときって時間がとても早く感じる。
逆につまらないときは遅く感じる。
暇なときや授業中とか。
でも時間は平等で
実際早くなっても遅くなってもいない。
時間ってすごいなぁって思ったの。
その不思議な時間のなかで
生きてるんだなって改めて感じた。
変かも知れないけどほんとにそう感じたの。
びっくりしたもの。
その時間のなかで
植物が咲いたり枯れたり、
新しい命が生まれたり散ったり
ふっと笑顔がこぼれたり
涙を流したり。
なんだかとってもうれしくなっちゃった。
すごいなぁ。
って行ったら友達に笑われちゃった。
でもさ。
これが私の感じたことなら
大丈夫だよね。
まだまだ分からないけど。