ガム。
なんの代わり映えのない、
毎日…。

ふと、自分は何がしたいのか分からなくなる。
自分のしたいコトもしないで、
自分は何をしてるのだろうか…。
動き出さなきゃ
なにもはじまらない

味気ない…
このガムはもう捨てよう。

嫌なコトは…
いいコトを引き立たせるためにあるんだ。

…最近、
そう思う。

うちのマンションの床にかかれた
隣のコが描いた相合い傘。
まだ６歳になったばかりの男のコ。
屋根の下には
『ぼく』としか書いてなくて…

よく送られてくる
恋のチェンメ。
一応読んではみるんだけど……
必ず削除するようにしてるんだ。

そんなのに振り回されて
壊れるようなくらいなら
叶わぬ恋だと思うから…。

だけど…
来る度に気持ちは落ちてしまうんだ。

相手はまったく想像つかないな…。
だけど雨のせいで
その白いチョークで描かれたものは全て流れてしまったんだ。

でも大丈夫だよ。
雨が降ったって
心、かわらないでしょ？

…だから、そんな泣かないで……ね？

君と電車に
乗る時は……
少しでも長くいたいから…
「座れないと疲れるから。」
って
いつも各駅停車に乗るんだ。

終点が来ないようにと…。

もう、いいんだ。
この恋
うまくいかなくたって。
もう、いいんだ。
貴方…振り向いてくれなくても…。
その分
私は少し、
なにかがかわれた気がしたから…。
いろんな経験…増えた気がするから…。
またこの思い胸に刻んで…
１歩先に進もうと思うよ。

これからは
気にしないで
想いの儘書いていくよ。
だれかと似たりよったりなものも出てしまうだろうけど…。
今の私の想いは
今の私にしか書けないから。

綺麗に広がる星達に
願いをかけたって意味はないとは分かっていたけど
願ってみたよ。
隣に座る、
貴方とのこの時間が
終わらないようにって…。

お金が足りない。
バイトしなきゃ…。

好きなコトを
するのに…
お金は惜しみたくないんだ。

だから、
今日も働かなきゃ…。