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思いもしなかった。
学食で隣になっちゃうなんて。
キミとの距離ゎ10センチ。
よりによって頼んだものはナポリタン。
なかなか食べれなくて…
友達ともうまくしゃべれなくて…
頭の隙間にはキミの声が潜り込んで
突っ張った糸が緩む暇はなかったけど
居心地……よかったよ。
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普段と違うことに
手をのばそうとしても
どうせ否定されるだけで
同じ道を選んだとしても
どうせ否定されるだけ。
私には自由は許されず
人の残りもの。
意味がわからない。
なにかが込み上げ
またプレイヤーのボリュームを上げる。
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いつの間にかいってしまった。
人波に紛れてしまったのだろうか。
いつの間にかいってしまった。
自分の足場を見失ったのだろうか。
取り残されたボクは
もう、帰るコトもない
キミノヌケガラを
今だ一人
抱きしめているよ。
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だんだん溶けて
君と2人で築いたものも
下火になってきて
だけどそれさえ消えなければ
きっとやっていけるから…
風が吹かないように…
水が注さないように…
せめて…その掌で
その優しい掌で…
大事に…大事に
包んでやって下さい。
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携帯鳴ったよ。
来ちゃったよ。
…返事来ちゃったよ。
一ヶ月ぶりだよ。
普通に来たよ。
遅いんだよ。
でも顔はもう、緊まらないよ。
嬉しいじゃんか。
携帯開きっぱなしだよ。
友達に
喜びメール一括送信だよ。
気分、上々だよ。
ごめんなさい。
変なやつです。
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あたしがまた無意味なメールを送るのは
なんでだと思いますか?
会うのがきっと嫌になってしまうのに
送るのはなんでだと思いますか?
実は期待していないフリだけなのを知っていますか?
実は今にも崩れてしまいそうなのを知っていますか?
貴方へと…
この言葉達は
届くわけもないのに、
わざわざ形にしているのがなぜだかわかる?
気づいて欲しいから、
答えて欲しいから、
貴方が好きだから、なんだよ。
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学校も終わり
次々自転車の数が少なくなっていくのを5Fから見送りながら…
まだ、帰りたくなくて。ここから出ると会えなくなってしまうから。時計の針は…待つことを知らなくて、私のキモチは無惨にも切り捨てられて、17:00、部屋から追放。
温もりでいっぱいの部屋に、名残惜しく別れをつげ また会う日まで、次会える日までと
部屋とともに、
窓越しの貴方に手を振るんだ。
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絶対泣かない。
…なんの強がり?
泣きたいときは
泣きゃぁいいじゃん。
なにを躊躇ってるの?
バカにするやつがいたら
今すぐ殴りにいってやるから、
泣いちゃいなよ。
人には言うけど
実は1番強がってるのは、
1番泣きたい時に泣けないのは
自分自身なんだ。
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もうきっと、びくともしないよ。
もうあなたに振り回されることもない。
あなたに引っ掛かっていたものは
もう削れて失くなってしまったから
残ったのはコノ傷だけだけど
もう新しいあたしに変えてあなたにさよなら告げるから。
今までありがとう。
…だけど、さよなら。
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あの日、風にうたれて
落ちた葉、拾ってくれたね。
あの日、ノびきってしまったボクを
ちゃんと切ってくれたね。
あの日、ボクに晃くれたね。
あの日、ボクは貴女を…。