詩人:ゆかり | [投票][編集] |
失くしたくないモノだからこそ
失った時の刃は一番鋭くて
大切にするからこそ
壊れやすかったりする。
確かなカタチを探して
人は相手を求めるけど
ようやく見つけたところで
それを掴んでも
カタチあるものはいずれ壊れてしまうから。
ただ…その長いか短いかの違い。
それでも人は微かな可能性に必死にしがみついて
今日も生きているの。
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なんでこんなに傷ついた気がする…。
なにを言われたでもなく
いつもと変わらない時間を過ごしただけなのに。
なにがこんなに私の中
ざわつかせる…。
声をハリあげても
そのキモチ、すっとは溶けてくれなくて。
なんで…
なんでかな…。
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君が約束交わしてくれたから
やっとスタートラインに立てた気になったけど…
それはただの馴れ合いで
その始まりは
なんの意味のないコトだったと、
今、気付いたよ。
そして僕は
なにも術がないまま…
君の開かずの扉の前から
足を退くんだ。
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なかなか一歩が踏み出せない。
…あの時は
こんなに頭悩ませたコトだろうか。
君からの一言、
聞くの恐くて
暗闇の深くまで頭がいっちゃって
メールさえ
ここ一週間送れない。
もう頭の思考回路も閉ざされそうで…
君は今、何想うの?
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どうすればいいか分からない。
なんでよりによって。
あのコかな…。
なんでよりによって。
アドを私に聞くのかな。
よりによって…。
よりによって…。
あなたの頭はどうなってるのかな?
私のこと考えたのかな?
わたしの頭はどうなってるのかな?
貴方は私の友達好きなのに
それを考えて行動したかな?
もう、ダメかな。
…もう…諦めるしか…
ないのかな。
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朝起きるコトができて
ようやく夢だと分かった。
夢の中には
いつも会いたい貴方がいて
だけど、暗い光りが射していて
目覚めた時は
布団に小さな水溜まりができていた。
ねぇ、夢だよね?
夢…だよね…?
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ボタンを押し間違えて
古い記憶に飛んだけど
そこには何通もの
保護メールが溜まってて
その名前には
既に懐かしさを感じてて
私の手をいくら契れる程伸ばしても
もう掴めぬ、闇の中。
次第に目の奥、熱くなり
声出し泣けぬ、この辛さ。
消さなきゃ…消さなきゃ…
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寒い日のコーンポタージュ。
君とのコーンポタージュ。
5Fから降りるの、大変だけど
そのゆっくり過ぎる時間の中、
コーンポタージュで暖をとりながらの
君との時間、大好きで
寒い季節限定
2人の醍醐味。
100円握りしめ
今日も暖かい時、買いに行こうか。
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足音しか聞こえない。
僕の耳にはまだ、君の声は届かない。
いや、もう呼んでないのかな。
聞こえてくるのは足音…足音。
誰も足を止めることもなく。
足音…足音。
人は溢れているのに
孤独を感じなかったコトはない。
恐くてしかたない…恐くて。
こうして僕も、その足音に紛れていく。
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私の目に灰色の膜を張ったような
灰色ばかりのここ。
まだ透き通ったあそこにいるあの子は
汚い灰色を夢のように語るけど
私たちの夢を運んでくれる光も
私たちを潤してくれる水も
ここではなにもかもが濁ってて、
灰色…灰色…。
私は早くみたい…本当の、空がみたい…。