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小さな部屋に入れられて
全てを失った
ドアには鍵がかけられて
窓もない
別にもういいと思った
でも寒くもないのに体が震える
それは心が温もりを欲していたからだ
その場でうずくまり
叫んだ
どうしたら出られるのかわからない
激しく自分をせめた
そしたらポケットが熱くなった
その扉をあける鍵は自分が持っていたんだ
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今を生きる自分たち。
何を考えているかもわからない。
何を考えればいいのかもわからない。
この先の未来?
そんなのわかりやしない。
今の世の中何誇る?
ミサイル飛び交い、
鳥が鳴き。
欲望飛び交い、
子供泣く。
こんな世の中何目指す?
国と国とがすぐ喧嘩。
国民片手にすぐ喧嘩。
コドモの様に意志通す。
あんた達に何わかる?
未来を奪われるこどもたちの涙が見えるの?
宗教の違いであんたはエライの?
いまだに眠る地雷の巣。
足まで奪われ火傷して、
涙も弾けてなくなる。
今の世界
気付いておくれ
手と手繋いで共鳴しよう。
やがて未来に変わるから
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月明かりの上
星と星が出会った。
新たな星を生み、新たな光を生み出す。
月明かりの下
君と僕が出会った。
同じ涙を抱え、光を探してここまで来た。
愛を生み出すには涙が重すぎて、心が動かない。
激しい罵倒で、傷ついた心と体。
涙で癒そうとしても
涙でさえ傷ついてる。
いつしか外には出れなくなった。
それでも光は浴びたいよ。
外に出れば、
街の光が眩しすぎ、痛い。
誰もいない暗闇を求めて、彷徨う。
君と出会い、現実に手を振った。
二人は星になる。
やっと二人は愛を生む。
誰もいないこの宇宙で…
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ただひたすらに君を追いかけていた
明けても明けても…
ずっと
肩を並べる事を夢見て
でも君を綴った言葉から
涙がこぼれてた
悔しいよ、悲しいよ
君への気持ちが膨らむばかり
これ以上追い続けたら
心が持たない
ここで僕は引き返すよ
今まで落としたことばを拾い集めて
ごめんね。
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最後の教室 最後のメンツ
この窓から見る校庭も最後
傷だらけの机
空のロッカー
くたびれた上靴
黒板も最後の装飾
みんなの名前が書いてある
みんな今日も騒がしい
でもなぜかどこか悲しそう
先生の口調
くせのある字
今では懐かしいくらい
遠い気がする
この校舎の隅々が覚えているみんなとの激動の日々
みんなありがとう
教室もありがとう
会わなくても覚えていてね
一生に一度の恋を、青春を。
そして
今から違うミチを踏み出す僕らに
『卒業』という題名のアルバムを…
最後の桜吹雪に散りゆくみんなよ
みんなが友達だった事を涙で残そう…
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夜が好きでいたら
あんまり君に会わなくなった
君は怒って泣いてしまった
どこかに隠れて
君が泣くと僕は困るなぁ
外に出たくなくなるから
外に出れば君の涙が
僕を濡らし温もりを奪ってしまうから
なるべく君に会えるようにするから
眠たい僕を許してよ
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大きい背中
昔はよくおぶってもらった
揺れながらいろんな場所に行き
気持ち良くて眠ってしまう
そんな時は重くなってしまうんだろなぁ。
そんな一番だった場所である背中が
最近どんどん小さくなって
そして疲れきってゆく
壊れそうになりながら
そんな時感情ではない涙が頬を伝って地に落ちる
このまま時が経つほど地面が濡れていく
どうしようもなく僕は地にうずもれる
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君の目が強く僕を見てたから
僕は強がって見せた
君の目が悲しみに満ちていたから
悲しみを包み込んであげた
強く輝いても涙に溢れても
僕はその目が好きだった。