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Feelingの部屋


[10] 『閃光花火』
詩人:Feeling [投票][編集]

この線香花火を見ていると、あの頃を思い出す

僕の家の前
母にもらった
たった一本の線香花火

僕はこの赤色が消えないでほしいと願った

母は白い部屋で
闘っている
その中で輝いている
その光が小さくなっていくのを ただ見守るしかなかった…

そして
線香花火が燃え落ちた
たった一瞬を精一杯輝いた
線香花火が

……

そして今、僕はたくさんの線香花火を持っている
もうその火を絶やさない
どれ一つとして…

2005/07/22 (Fri)

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