詩人:禪稀 | [投票][編集] |
ポツンと一人の空間で考える
このまま消えていけたらな
このまま飛び立てたなら…
‥―と
どんなに考えたって
消えゆくことなどできないのに
飛び立つ勇気すら持ち合わせていないのに
私は無力なモノだから
いつもいつも考える
なにかいい方法を探すため
飛び立つために必要なものを探るため
みんなも私と同じかな?
いつもいつも…
一生懸命考えて飛び立つためのモノを探してる?
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力なくこの糸にかかる蝶達は
皆、弱々しく泣いていた…
信じていた者からの裏切りや心ない言葉に傷ついて
地にいることが辛くって
蝶達は自ら此処に翔んできた
此処はそんな蝶達を何もかもから解放する場所で
“死”へと向かう門―
『此処にきてしまった蝶達よ‥ “死”という名の楽園へ 美しく翔びたってゆくといい―‥』
何もかもから解放されるあの場所へ―
我は此処で蝶達を見送る者で
蝶達を誘う者―
最近 我が誘う蝶達が多すぎる
その中には小さな小さな蝶もいて―
蝶へとなる者がこれ以上増えないことを
我が独り此処で願ってる…
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人の醜さに怒りを覚えた
何も知らないくせに勝手なことばかり
自分達のことばかり考えて
人の心を傷つける
それが私は許せない
人として情けなくって悲しいよ
どうしてこんな人ばかり?
昔は“こんな人ばかりじゃない”
て信じてたけど―
今は人のことが理解できず
腹が立つ
そんなことの繰り返し―‥
人は結局自己中心的なモノだから
地の者の私には理解できないものなのか?
私はこうゆうふうに人に問う―
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「また生きていこう…」
あの日美しい朝日を見て誓った思い
今までずっと進むことができなくて
闇の中で止まってた
疲れてしまったこの足が
友情という手に導かれ再び動きだしたあの朝に
何があっても生きていくための誓いをたてた
生きているんだから
辛いことがあったりするのはあたりまえ
だから休んでまた進む―
それでいいと思うから
マイペースにすすめばいい
人は進んで行くのだから
後悔しないように進んでいこう
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社会から捨てられた人間や
社会から逃げてきた人間は
皆 我が屋敷へとやってくる―
“社会”という牢獄から解放されるため
楽しみばかりの場所の求めやってくる…
奴等にとって最高の餌は
“永遠と続く楽しい日々”
それが―
“永遠と続く地獄”であることなど奴等にはわからない
この世界には我がコレクションとなる人間が山というほどいる
愚かしい人間達よ
永遠の楽しみのある我が屋敷へ
沢山の我の可愛い人形達が迎えてくれるこの場所へ
どんどん訪れるといい
そすれば我のコレクションが増えるのだ…
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なんで自分で死んでしまうのですか?
これから楽しいことだってあるかもしれないのに
これからがあなたと出会う運命の人が沢山いるはずなのに
なんでアナタ達は消えることを望んでるの?
アナタ達が消えたってこの世の中は変わらない
ただ残された人達が悲しむだけなんだよ
いろんなことに疲れちゃって
立ち向かう力がなくなっちゃってもいいんだよ
無理をしてばかりだと疲れちゃうからね
ゆっくり休んで力を貯えればいいんだよ
そうしたら前より強くなることができるはずだから
強くなって生きて
楽しいことや
新しい出会いを楽しもう‥
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毎日毎日聞こえてくる
「自殺」という悲しい悲しい一つのコトバ
辛いことだらけのこの世界で生きることを諦めて
死に向けて悩んでる人達よ
お願いだから
このコトバに勇気づけられないで
この悲しい連鎖反応を終わらせて
将来幸せになるはずだったアナタ達を迎えなければいけないのが
私達には辛すぎる
お願いです…
今が辛くても将来幸せにこれから迎うアナタ達を
私達に向かいに行かせないで―
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詠“ウタ”があふれるこの世の中で
あなたはどんな詠“ウタ”歌う?
大好きだったあなたへと伝える事すら許されなかったその言葉−
いなくなってしまったあいつへ照れて言えなかったこの本音−
俺が詠うこの詠“ウタ”は
そんな言葉を伝えてく−
『君の詠“ウタ”いたいことはなんですか−?』
俺が君に代わり伝えたい人へと届けるから
詠“ウタ”いたいことを
白い便箋に青のペンで書いて
青い封筒に入れて
満月の夜に窓辺においていて
どこにいる人へでも必ず届けてあげるから
君が伝えたいことを詠“ウタ”として届けくー
俺のように寂しい詠“ウタ”しか
持たないままにあなたたちになってほしくないから
俺は詠い続けてく−
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あの時−
私は初めて“裏切り”というものを知ったんだ
心から信じていた友人に裏切られたあの時のことを
忘れることができなくて・・
生まれてはじめて知った『絶望感』を今でも忘れることが出来くて・・・
“裏切り”を始めて知ったあの時から
人を信じることが怖くなってしまったの
信じることが出来なくなってしまって
ずっと『付き合い』を避けていた−
信じた人に
また、『嫌い』と言われたくないから・・・
『一緒にいたくない』と言われたくないから・・・
あの時から永くの年月が流れたけれど
今でも信じることが怖くて仕方ない
“だけど怖れてばかりじゃいられないー”
そんなふうにおもうから再び動くようにがんばった
怖れてばかりじゃ進むことが出来ないから
だから、私は人を再び“信じる”ことにした
永い月日から“信じる”ことが
悲しい結果をもたらすだけじゃないということを知ったから
信じあえる嬉しさだってあると思ったから
私はこれから人を“信じる”ことにした
これからもずっとずっと・・・
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淋しくて
寂しくて
さびしくて…
何をしていても紛れないこの想い
貴方といれないこのトキが
貴方に触れることができないこのトキが
貴方と語ることのできないこのトキが
この想いを私の中で大きく大きく育ててく−
どうにもできないこの想い
もぅ どうすることもできない想いなのに
大きく大きく育ってて
自分の手にも負えなくなって
想いが私をどんどん蝕んで
黒く黒く淀んでいく−
私は貴方の迎えを待っている
あなたが鎌を持って私を迎えに来ようとも
喜んで貴方のことを待っている…