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鴻の部屋


[34] 一匹狼...
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何かほしいと

思う事をやめた

そしたら

努力が

意味を
成さないと 感じた...

酬われる事を望んで
酬われる事を探して

此処から

あの星まで

あの月まで

何処までも
何処までも

唯 彷徨っている様な

そんな
唯 歩き続けて

何かを 探し求めて
何かを 消し去って

“夜空ノ流星群”

光っては流れて
流れては消えて

それを糧に

今日も 上を見上げ
今日も 空を観ている...


彼を 人々はこう呼ぶ…―


“《孤高ナル旅人》”

2006/08/07 (Mon)

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