詩人:KiraAya | [投票][編集] |
爪とか眼とか指とか舌とか
考えたくないんだよ
あなたがいれば
こんなに悲しくなかったでしょう
きっと そう想うだけでも
手の中にあるものに
見向きもしないでいて
どこにも無いものに
心を伸ばすなんて阿呆だね
淋しがりやだなんて認めないで
誰にも誰にも言わないから
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必要なんだけどやりたくないこと
でも絶対やらなきゃいけないこと
そういうのを先延ばしにして
ダラダラどうでもいいことを始めることってあるだろ
俺が未だに生きているのは
つまり それと同じことだと思うんだ
「さあ 早くなさいよ
サボってないでさ!」
今やろうとしてたんだ
明日でもいいだろ
そうだ すぐにやるとも
「ダメよ すぐすぐって
いつまで経っても口先ばっかり
さあ 今日中に片付けてしまうのよ!」
ああ もう少し待てよ
そうさ 必ずやるから
やらなきゃいけないことがあると思うと
生きることにも集中できないな
「だから先に終わらせておしまいなさいよ
そうすれば後で楽になるんだわ!」
わかっているとも
やればいいんだろ
だけど ああ 面倒臭いな
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蛇を蜥蜴を蛙を蟲を
気持ち悪いって思う気持ちが
解らないまるで解らない
何故なのか解らないまるで解らない
それは僕がヒトの子を殺したい気持ちと同じなの?
詩人:KiraAya | [投票][編集] |
この世界がくだらないとか
人間は馬鹿ばかりだとか
みんな死ねだとか
呪いを吐くのは君の勝手だが
世界の人間のみんなの中には僕も含まれる
僕を呪うのは君の勝手だが
それで友人面などされたくもない