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KiraAyaの部屋


[169] レンジでチン
詩人:KiraAya [投票][編集]


そんなことは何度だってあった

飛ぶどころか地面に沈みたいと思ったことなんて何度だって

僕はいつだって夢を見ていた

犬を助けてトラックに轢かれてみたり
蛇を頭から飲み込んでみたり
あいつの顎にパンチをくらわせたり
小さな子供を蹴り飛ばしてみたり
電子レンジで猫を焼いたりしていた

あーあーあー あーあーあー
頭の中じゃいつだって叫んでいて
いつだって何も解りたくなかった

何度心臓を握り潰しても
痛くもないし苦しくもなくて
気がつけば僕はやっぱり正気のままだった

いつだって 何度だって

2009/05/22 (Fri)

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