詩人:レモン | [投票][編集] |
白い清麗な光の帯が
新たな季節の到来を
祝福しているように
咲き誇っている姿が
道ゆく人びとの悲嘆
行方も見えない時代
世界を覆う暗雲の闇
突き抜け照らしつつ
安堵の新生の萌し
引き連れながら
春の到来のそよ風
かすか感じさせて
太陽の日差し浴びる
新緑の未来の願い
脳裏に映させて
届かせる念いを
懐かせてくれた
清く純真な憶い…
強く純白な希(ねが)い…
淡く純粋な明日(みらい)…
重ねて魅せてくれるように
描かせて与えてくれるよう
光らせて微笑わせてくれるように
宿させて決意させてくれるよう
何度も何度もイメージの中で
いつもいつも終わりなき果てのさきに
白い白い光の揺らめき…
淡く淡く仄かなささやき…
繰り返し
繰り返して