詩人:レモン | [投票][得票][編集] |
みらいの方角からながれて来た
懐かしい風の香りを感じたなら、
そこに映し出された風景の姿に
わすれていたみらいのおもいでを見つけて、
もっとはやく進みたい
もっとはやく追いつきたい
もっととおく届きたいよ…と
尽きることもない感情の波がいつも押し寄せて、
天涯孤独の宇宙に一人きりのような錯覚にとらわれてしまうから
みらいの方角からながれて来る
懐かしい瞬間に今日を重ねる為に
今一度余分な運命を壊して
今一度不要な宿命は砕いて
あたらしいシナリオを創って
遠い時間と今を逆転させて
生命の声に耳を澄ませて
予感を直感させて、
刻の巡りあわせを信じて
唄の持つ力を信じて
ただあしたを生きるためだけに、
今は生きて