無間に舞った夜雪が積もり積もって、秋分に眺めてた紅葉に陽は通りぬけ無意識の心層が自我意識の主張に絡まれた時間の連なりと掌を堅くむすびながら、延々と善業と悪業を量産していた季節が刻まれた遠い過去の光景現れる表れる洗われ照る浄らかな生命(いのち)の蓮華(はな)開いた啓いてる拓かれた今世紀が目醒めてる真の瞬間(トキ)に
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