壁が向こう側から崩れ去って
時は行方なき歌の様に想い出を語り
陰が大地に焼き付いた人びとの想念に染まり
涙は識らない間にこぼれ落ちては、
幾つもの瞬間を留めて魅せてる…
音色はメロディを構築して、
胸のうちのしがらみを溶かした…
其の深淵な生命と謂う宇宙の夜に星々を浮かべて
いつか一緒に眠れるならば、
安穏なせかいを生命に湧現させた共鳴が掌をつないで、
あしたの天涯すら旭日に照らされて、
尽きる事の無い無限の歓喜(ユメ)にほとばしりゆく
己心の生誕の意義へとたどり着ける
2013/04/20 (Sat)