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さみだれの部屋


[254] トワイライト
詩人:さみだれ [投票][得票][編集]

自転車で坂を上る
重たい足枷にも
風が吹けば嘘のように

見つけてもらえず
神社の裏で待ってる
神様
どうか彼を思い出して

時計なんて飾りだ
気にしちゃいけない
それでも誰かが君を呼んでる
帰りなよ!って

のびた影を二つ
くっつけて遊ぶ
神様のにやけた顔が
雲に浮かぶ
それにも気づかないで
僕らは帰っている
穂の揺れる音と
カラスの輪唱
バイバイ
それが始まり

2011/09/03 (Sat)

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