自転車で坂を上る重たい足枷にも風が吹けば嘘のように見つけてもらえず神社の裏で待ってる神様どうか彼を思い出して時計なんて飾りだ気にしちゃいけないそれでも誰かが君を呼んでる帰りなよ!ってのびた影を二つくっつけて遊ぶ神様のにやけた顔が雲に浮かぶそれにも気づかないで僕らは帰っている穂の揺れる音とカラスの輪唱バイバイそれが始まり
[前頁] [さみだれの部屋] [次頁]