見慣れた町並みに
影が落ちたの
知らないふりしてたね
つまらなそうにガムを膨らませて
隠した陽の欠片
墓場まで持ってくのかい
だってそうでしょ
あなたがいけないの
私は正しいことを言ってるわ
どうしてわからないの
突きつけられた遺書
滲んだ字だった
その原因を考えず
ただネクタイを締めるのに時間をかけて
大事なことなんて
そこいら中にあるというのか
この世界
その人間
あの心
どうかわそう
そればかり
受け入れる器なんて
他のもので埋まっちまってる
そうだろう?
2011/11/04 (Fri)