寒がりのその頬に涙が流れないように温めておいた手をあげるよこのくらい明るい夜なら笑顔も覗けるだろう気が遠くなるほどゆっくりと時間は進んでるそれを幸せに思うなら一瞬のきらめきすら愛せるようになるのだろう
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