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さみだれの部屋


[443] 未タイトル
詩人:さみだれ [投票][得票][編集]

例えば星が流れる夜に
あなたの声が聞こえたなら
それはとても綺麗な歌で
僕は一晩中眠れないだろう
うっとりしたあなたの顔が
すぐ目の前にあるような
そんな気がするだろう
例えば星が流れる夜に
あなたの言葉が見えたなら
それは喜びに満ちた詩で
僕は嫉妬も忘れて読みふけるだろう
ゆっくり進む時計の針が
もうずっと止まったままのような
そんな気がするだろう

あなたの手が触れる
その一瞬前に僕は知った
枕元に散らかした夢の数々を
あなたに返すべきだって
例えば星が落ちる朝に
あなたの声が聞こえたなら
それはいつか望んだ安らぎで
僕は思わず泣いてしまうだろう


2012/04/03 (Tue)

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