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さみだれの部屋


[444] 夜明けの詩
詩人:さみだれ [投票][得票][編集]

君の頬をよぎる
涙を拭いてごらんよ
ほら少し目がよくなった
いつまでもそこにいないで
おやすみなんて言わないで
旅に出る気持ちのまま
話をしたいんだ
星が軌道を逸れる
手を伸ばしてごらんよ
言葉が星座みたい


もう行かなくちゃ
君はもう行かなくちゃ
夕焼け窓の隙間から
君は旅立った
聞こえないかもしれない
その言葉は流星群に紛れて


2012/04/05 (Thu)

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