ホーム > 詩人の部屋 > さみだれの部屋 > 君への詩篇

さみだれの部屋


[501] 君への詩篇
詩人:さみだれ [投票][編集]

長い時間をかけて
愛は培われるの?
なら僕にはもう時間がないよ
早く目を覚ましてよ!

瞼を閉じれば
君が見えるんだよ
そうすることで耐えてきたんだよ

星のように見えないところで
生きていられたらって思うよ
それでも僕は星が見たいし
星がなきゃ死んでしまうんじゃないかって思うくらいさみしい

夢が将来のことを指しているんなら
やっぱり君は夢の中だよ
その寝顔をそばで見ることさえ叶わないんだよ

朝日を見ると心が痛んで
帰る場所を見失って
このまま時が過ぎてしまえば
忘れるんじゃないかって!

僕が本当に書きたいのは
夢から覚めた君との現実
ありふれた恋愛を書きたいんだ

それを詩だと自信をもって
君にいつか読んでもらうんだ
君がなんて言うか聞きたいんだ


2012/06/06 (Wed)

前頁] [さみだれの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -