つれないねどこかよそよそしい黄昏のようどこかたどたどしい波打ち際スコップがゆられて君はうつむき水平線へゆれないねなんだかぎこちないブランコのようどこか落ち着かない街灯の下ベンチに縛られた君はうつむき胸の中躍る夢を見られずにアスファルトの色涙の色
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