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さみだれの部屋


[632] 夜の詩
詩人:さみだれ [投票][編集]

流星の尾をつかまえて

知らない星を横切る

赤い星にはぬいぐるみが

仲良く暮らしていたよ

輪っかを作って

友達がたくさん

寄り添う星ふたつ

冬の銀河

君は魔法がかかったまま

目を開けることもなく

流星が すー、と

海に落ちても


神様の名前を

誇らしく名乗る星座

神様も知らない

頼りない光の粒

君が目を開けて

はじめて見る世界が

何よりも輝いて

映えたならいいな

2012/12/24 (Mon)

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