詩人:さみだれ | [投票][得票][編集] |
窓辺にすがりついて
遠い星の安息を願う
あなたの背には羽があって
あなたはいつでも飛び立てるのに
黄金色の光の影で
弱気な心ばかり見ないで
あなたの身の周りの人は
太陽が隠れるように
眩しく輝いたかと思うと
いつの間にか消えてしまった
あなたはそれを悲しい
さみしいと思うだろうね
でも違うんだよ
あなたの背中にある羽を
どうか思い出して!
いつまでも塞ぎこんでいるから
あなたの世界は重力に捕まっている
すがりつく時間はもう終わりだ
あなたは弱気な心を引っ張って
理想の羽を広げ
行かなくてはならない
外宇宙を目指すつもりで
いってらっしゃい