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さみだれの部屋


[703] 断章6
詩人:さみだれ [投票][編集]

あなたを思う日に
あなたが幸せなら
私は毎日
あなたを思っているから
安心してください
魂がぽろっと落ちて
私の目が一切光をうつさなくても
心のどこか知らないところで
あなたを思っています
生や死など放ってしまって
それでもあなたが幸せならば
私はいいのです

しかし
私は生きなくてはなりません
いいえ
私は生きたいのです
何よりあなたのそばで
あなたの幸せを共に感じたいのです
不規則な風に身を踊らせても
あなたの心にはおよそ近づくことはできません
生真面目な音に付き従っても
あなたの心など離れていくばかり
私が生きるのは
不鮮明な湖のほとり
月影の目になりながら
あなたを思っています

それは今日であり
昨日までと
そしてこれからでしょう

2013/06/25 (Tue)

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