何にもないのにあなたはいたから守られてきたんだってなんだか情けなくなって二度と聞くことのない声も一度きりの言葉も全部あなたは与えていたんだこんな僕に生きることがただ生きていくことがあなたに与えられる言葉に代わる悲しいと寂しいと言えるからちゃんとあなたに応えてるからどうかずっと一緒にいてほしいもう手を繋ぐことはないのにあなたはいつも寄り添ってくれたそのあたたかさがあるから僕はまだ
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