詩人:さみだれ | [投票][得票][編集] |
ある日
空から羽が落ちてきました
その羽は最初青い色をしていましたが
僕の手に乗るとピンク色になりました
きれいだなぁと思った僕はお母さんに見せました
お母さんが手に取るとオレンジ色になりました
楽しくなって外へ出て友達に会いに行きました
その途中で出会った猫に羽を乗せてみると
昨日みた月の色になりました
今度は田んぼのカエルに乗せてみると
やっぱり緑色になりました
羽をメガネみたいにすると
くるくるころころ忙しそうに色が回ります
そうしているといつの間にか友達の家につきました
きれいな羽があるんだよ!
僕がそういうと友達は家から飛び出してきました
羽を友達の手にのせてあげると
羽は白い羽になり
ふっ、と風にさらわれました