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さみだれの部屋


[749] ラプラスの悪魔
詩人:さみだれ [投票][編集]

私はどれほど強くなっただろう
あなたがひたむきに歩くのを見て
星ほどの距離を感じる
「羽があれば」とか
「星になれたら」とか
絵空事を思い
私は歩いた

答えがなくなり気は沈むだろう
それでも道を作るあなたを
星ひとつ分の光が促す
どこにでも行けるように

私は弱いちっぽけなものだ
言葉もろくに出てこない
星ほどの輝きを内に宿せど
あなたひとり見つけられない
それでも私は歩くだろう
ただ歩き続けるだけだとしても

2013/12/18 (Wed)

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